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夏の来客 [暮らし]

今年の夏は、土日が、雨や台風に重なってしまい、海の家のボスは渋い顔をしています。

26日以降もパッとしない天気が続き、今日で4日連続休業状態です。

海の家も、やっと終わりです。

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8月23日、土曜日。その日も曇りでした。

いつものように海岸で客引きをしていたら

見覚えのあるトライク(三輪バイク)が通り過ぎていきました。

ひょっとして、あのトライクは…

走り去った方向を見ていると、再び反対車線を走ってくるトライクの姿が見えました。

注意を惹くために大きく旗を振ったのですが

私に気付かなかったのか、そのトライクは、またもや走り去ってしまいました。

その時、チラッと見えた運転者の顔は、間違いなくあの人でした。

しばらく経った頃、そのトライクが、もういちど戻ってきました。

今度は、道路で旗を振っている私に気づいたようで、駐車場入口の手前で減速しています。

どうやら私であることを確認できたようです。

実は、その人と会うのは初めてですが、以前から旧知の間柄のような親近感を抱いていました。

トライクから颯爽と降りてきたのは、2kさんでした。

慌てていたので逆光で撮ってしまいました。ごめんなさい。
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「初めまして」の挨拶もなく、私たちは握手していました。

よく来てくださいました。

ほんとに、うれしく思います。

2kさんとは、いつか逢えるだろうと思っていたし、ぜひ逢いたいとも思っていました。

客引きの仕事を早上がりして、2kさんにお付き合いしたかったのですが…

次回お会いできるときに、楽しみは持ち越すことにしました。

こういうカタチで出会うのもオフ会だとするなら、短い時間でしたが、とても楽しかったです。

今度は、私が東京へ行きます。
タグ:夏の来客

山口百恵は菩薩である [70年代クロニクルズ]

「山口百恵は菩薩である」

1979年に、平岡正明氏が書いた山口百恵の評論集のタイトルです。

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私は、リアルタイムで山口百恵のヒット曲を知っていますが

現役時代の彼女の熱心なファンだったわけではありません。

後に、文庫になったこの本を読んだはずですが、内容も忘れてしまいました。

あの頃の歌謡曲は、自分の意志で聴くというより、自然に聴こえてくる音楽だったし

好き嫌いにかかわらず身体に沁みこんでくるものでした。

彼女が1980年に、21歳で芸能界を引退した後も、とくに関心があったわけではありません。

ただ「菩薩」という言葉が、山口百恵に対する形容詞のひとつとして浸透していることは

なんとなく知っていました。

最近「ザ・ベストテン 山口百恵 完全保存版」というDVDを観る機会があり

歌手としても女性としても、とても深いところを持った彼女の魅力に気づくことができました。

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大人の女をイメージして、宇崎竜童と阿木曜子が作っていた頃の唄は、本当に凄いですね。

21歳の彼女の気品と風格は言葉を失うほどで、まさに仏像のような美しさに魅了されました。

当時の私は、山口百恵のそういう魅力に、まったく気づいていませんでした。

平岡正明氏が、本一冊分の文章を費やして語りたかった理由が

今になって、やっとわかったような気がします。



1度だけ、夜のテレビ局の駐車場で、山口百恵の姿を見かけたことがあります。

彼女は、駐車したクルマの後部座席でルームライトを点けて、本を読んでいました。

時間より早くテレビ局に到着し、控室に入る前の時間を過ごしていたのでしょう。

ルームライトの下に浮かび上がった彼女の横顔を見ただけですが

他のアイドルたちとは違う透き通ったオーラがありました。

変わらなきゃ [暮らし]

「父さんは、変わろうとしない…」

この台詞は、ドラマ「北の国から」で、意地を張って頑なになっている父さん(田中邦衛)を

息子の純(吉岡秀隆)が嘆くモノローグです。

このドラマを初めて観たときは、わからずやの父を持った純の気持ちになって

この台詞を聞いていたと思います。

後に、このドラマを観なおしたときは、自分が歳をとったせいか

なかなか変わることのできない父さんの気持ちになって、この台詞を聞いていた気がします。

先週の「ほぼ日」のコラムに、糸井重里が、こんなことを書いていました。

「生き方って、ひとつだけじゃないと思うのです。
 それこそ、人間の数以上に生き方はあるわけで、
 こうと決めたらテコでも動かないなんて、
 思いこむ必要はまったくないはずです。

 ―中略―
 
 じぶんの生き方は変えられないんだと思いこんだら、
 そこからしか世界は見えてこない」

私も、何度か、変わりたいと思ったことがあります。

生き方を変えるとか、自分以外の人になろうとか、そんな大それたことではありません。

もちろん、そんなことできっこないのは分かっています。

今の自分を肯定しつつ、ほんの少し自分の世界を広げられればいいなと思うのです。

そのためには、少しだけ変わる必要があると思いました。

今までほったらかしにしていたことに手を付けてみるとか。

考え方のちがう人の話に耳を傾けるとか。

せいぜい、そんなことです。

うまく変われたこともあったし、やっぱり変われなかったこともありました。

「変わらなきゃ」

そんなことを考えるきっかけになったのが95年の日産の広告でした。

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企業が、自ら、こんなことを言うとは思っていなかったので、ちょっと驚きました。

ただの広告と言ってしまえば、身も蓋も無いですが。

私は、今でも時々「変わらなきゃ」と思うことがあります。

しかし、だんだん変われなくなっていく自分に、もどかしさを感じるようになりました。

ROCK IN JAPAN FES. [暮らし]

海の家がある海水浴場の隣には「国営ひたち海浜公園」があり

毎年8月は ROCK IN JAPAN FES. が開催されています。

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今年も8月2日/8月3日、8月9日/8月10日の2週にわたり開催され

のべ4日間で約200組のアーティストが出演するようです。

出演者の顔ぶれは、私にはあまり馴染みがないので、海岸に漏れてくるライブの音を聴いても

誰の曲なのか、さっぱり分かりません。

このイベント、当初は、ROCK FESではなく

「ひたちなかオーシャンブルー・ジャズ・フェスティバル」というJAZZ FESでした。

ラムゼイ・ルイス、秋吉敏子、マイケル・ブレッカー、日野皓正などが出演していて

潮風の中で聴くジャズは、映画「真夏の夜のジャズ」のような雰囲気がありました。



私は、あいかわらず、海岸通りに立って旗を振りながら、客(クルマ)を引いています。

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ウエストポーチには、駐車券と海の家利用券、つり銭などが入っています。

子供の頃から日焼けには慣れていますが、今年の暑さはさすがに堪えます。

ロートルたちの夏 [暮らし]

今年も海の家を手伝っています。

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海の家も、今日で3週間が経ちました。

私の仕事は、海岸通りを走るクルマを海の家の敷地駐車場へ誘導し

駐車料と海の家の利用料を徴収することです。

言わば、海の家の客引きです。

駐車料は、1台1,000円。海の家の利用料は、大人800円、子供600円。

これだけの収入では、海の家の経営は成り立ちません。

引いた客たちが、海の家で飲み物や食事を摂ってくれたり

ビーチパラソルや浮き輪、サマーベッドなどを借りてくれることで、どうにか成り立っています。

私は、毎朝7時から午後2時まで、海岸通りに立って客を引いています。

客の入りがよければ気が紛れますが、入りが悪い時に、照りつける太陽の下に立つのは

けっこう堪えます。

たいへんなのは、調理場も同じです。

いか焼き、サザエのつぼ焼きなどを焼く鉄板の熱気や、カレーやラーメンを作る鍋の湯気で

調理場はうだるように暑いです。

午後2時に客引きを終えると、やっとひと休みです。

その後は浜辺に降りて、ビーチパラソル、サマーベッド、浮き輪などの回収作業をします。

浜辺に降りると、客たちから頼まれて写真を撮ったりすることもあります。

客たちの多くは、栃木、群馬、埼玉など、海のない県から茨城を目指してやってきます。

※ブログ掲載の許可をいただいています。
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私が働いている海の家のスタッフの平均年齢は69歳です。

こんなに平均年齢の高い職場も珍しいのではないでしょうか。

最年長は81歳。

もっとも多い年齢層が、60代後半から70代半ばまでで5人。

海の家の経営者と私が59歳の最年少で、平均年齢を少しだけ下げています。

帳場1名、スナック係り1名、焼そば係り1名、食事係り2名、レンタル係り1名

客引き2名という構成です。

このメンバーは、3年前と変わりませんが、来年になれば、さらに平均年齢は上がるでしょう。

ところが、海の家では、私たち若手?より、年長者のほうがはるかに元気がいいんです。

隣の海の家には、パラソルや浮き輪などのレンタル品を担当している80歳の男性がいます。

その方は、町で会うと腰も曲がって歩くのがやっと、という感じなのに

夏の浜辺では、パラソルやサマーベッドを抱え、背筋をしゃんと伸ばして歩いています。

浜辺には、老人たちを若がえらせるホルモンが溢れているのでしょうか。

ロートルたちの夏は、8月25日まで続きます。

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